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知らないと恥ずかしい!埴輪(はにわ)と土偶(どぐう)の違い、わかりますか?

更新日:

どうも、こんばんわ。あめたま(@ametama_l2l)です。

以前の記事にチラっと「埴輪と土偶の違い」というワードを書いたところ、即日反応をいただきました。

これは書くしかない。ということで、今回は埴輪と土偶の違いです。しっかりお勉強していってくださいね。

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埴輪と土偶は何が違う?

埴輪と土偶って同じものと思ってる方が多いんですが、まったくの別物です。

違いはめっちゃ簡単です。

  • 埴輪(はにわ):古墳時代
  • 土偶(どぐう):縄文時代

というわけで、違いは作られた時代です。時代的に古いのは土偶です。

と、これで記事を終えるのはあんまりなので、埴輪と土偶についてもう少しだけ知っていってください。

 

土偶(どぐう)って何?

clay_figure_01

photo by K2Da

土偶は縄文時代に作られた、土製の焼き物です。

特徴としては女性を模したものが多いです。ぶっちゃけちょっと気持ち悪い感じのが土偶です。でもよく見ると胸が膨らんでいたり。女性ですから。

土偶は時代が古いこともあり、作られた目的なんかはちょっとわかんないっすねーって感じです。

えらい学者さんたちは必死で意味を考えてますが、同時の資料なんかが出てこない限り正確なところはわからないでしょう。

一般的には「豊穣を祈る」と言われてますけど、縄文時代というと狩りをメインに生活してたころです。豊穣を祈るってのはちょっと違う気がするなーというのが私の所感。

あと、なぜか壊れた状態のものが多いです。古いから壊れたのか、わざと壊して使うものなのか。タイムマシーンが出来たら、ぜひ確認に行きたいところです。

 

埴輪(はにわ)って何?

clay_figure_02

photo by ★Kumiko★

埴輪は古墳時代に作られた、土製の焼き物です。

埴輪は葬儀用品の一つと考えられています。というのも古墳から大量に出てくるから。あとお墓に入れるからか完全な状態のものが多いのも特徴です。

形状から大きく2種類に分けられます。円筒埴輪と形象埴輪です。

円筒埴輪

見た目は土器です。これが一番多い埴輪です。

死者を囲むように並べられてることから、聖域としての区画を示すためじゃないか?なんて言われています。工事現場の赤いコーンみたいなもんですね。

私は「あの世で水飲んだりごはん食べたりするのに使ってね!って意味で入れてる」って教えてもらったんですが、よく考えたら、これ底がないです。水入らないです。

形象埴輪

多分、有名なのはこっちです。みんなが埴輪と聞いて思い浮かべるやつです。

人や物、動物なんかの形をしています。

あの世で寂しくないようにってことじゃね?って偉い人は言ってます。

ただ、これのおかげで当時の住まいや服装なんかが推測されるので、歴史的な貢献度はめちゃくちゃ高いですね。

 

まとめ

ざっくりとした説明ですが、違いを理解していただけたでしょうか。

埴輪はお墓に入れるもの、土偶はなんかわかんないけどちょっとキモイやつ。

こう覚えてもらえば間違いないです。

最後に一個だけお詫びしておきます。土偶のところの写真は実は土偶じゃないです。土偶の形を模した石像です。フリーのいい画像が見つからなかったので…。すいません。

以上、あめたま(@ametama_l2l)でした。

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